沿革
沿革
芽生え 日曜作業所 無認可作業所
共同保育所や公民館などで
1976年(昭和51年)高槻市ではじめての作業所づくり始まる
日曜日だけの作業所で日曜ごとに場所を転々としました。
文化住宅時代
1977年(昭和52年)高槻市城西町の文化住宅(宮崎荘)に拠点をかまえ毎日開所の作業所になりました。
仕事は「せんたくばさみの組立」が中心でした。
家賃は、街頭募金などで市民の皆様に支えていただきました。
初めてのバザー(西武百貨店)や、物品販売(カレンダー)も初めて取り組みました。
職員の給与(ひと月7万5千円)の財源は、無利子で1口1万円の債権を発行してやりくりしました。
高槻市母子寮跡時代
高槻市母子寮跡(元陸軍工兵隊)
数回にわたる高槻市との話し合いで
1978年(昭和53年)母子寮の跡((高槻市城内町)(現:城跡公園)に移転する事ができました。
仲間(利用者)が増え続けました。
この年、(1978年)大阪府の作業所に対して運営費の補助金制度が誕生しました。
仕事は、中心が、「せんたくばさみ組立」から「ハンガーの組立」にうつりました。
運営費づくりは大変でした。
バザーの規模は年々大きくなり、秋に3日間連続開催しました。
カレンダー販売は、1万本販売した年もありました。
高槻祭りや地域の祭りなどに7月後半から8月末までテキヤ家業に専念しました。
おかげさまで、地域の中にしっかり「わかくさ」が根付きました。
ボランティアもたくさんよってきて応援してくれました。
社会福祉法人設立 認可施設になって
第1期工事完成 1985年
1985年(昭和60年)法人格取得し「わかくさ福祉会」になりました。
この4年前(1981年)国際障害者年に、行き先もないまま、高槻市より立ち退きをいわれたのですが、マスコミや市民の後押しもあって高槻市が移転先の土地を無償貸与する決定がなされました。
1985年知的障害者通所授産施設わかくさ障害者作業所が開所
1886年身体障害者通所授産施設わかくさ第二障害者作業所を併設して開所
認可施設になっても通所を希望するする人が通える場所をつくるために無認可の作業所をつくり続けました。
- 1984年 みつばち共同作業所
- 1991年 わかくさ第四共同作業所
- 1992年 わかくさ第五共同作業所
- 1998年 わかくさ第六共同作業所(ほっとショップ笑夢(えむ))
無認可作業所は、その後認可施設に発展しました。
みつばち共同作業所は分場(1992年)
第四・第五・第六共同作業所は、わかくさ南障害者作業所になりました。(2000年)
グループホーム誕生
1997年グループホームが誕生しました。
それまでの、昼の活動を支える事業から24時間の生活を支援する大きな一歩です。「親なき後」をではなく「親が生きている時から」安心して暮らせる場づくりのスタートです。
以後、賃貸住宅、大阪府府営住宅、賃貸マンションなどで次々にグループホームの開設が進みました。
2005年には、障害に配慮した広さ、設備をもったホームを建設し障害の重い人の入所も可能になりました。
総合的な支援をめざしつづけ
作業所、ホームだけでは十分な地域生活の支援が出来ません。
地域皆さんが気軽に相談できる相談事業。
冠婚葬祭時や介護者の休息など気軽に利用できる短期入所事業。
居宅での介護支援サービス。外出介護(ガイドヘルパー派遣)事業など必要支援が必要な時に気軽に利用できるよう総合的な事業展開を規模は小さいですが行っています。
また、2013年からは障害児通所支援事業(放課後等デイサービス)も始めました。
2015年には、地域での暮らしを支える拠点施設として、生活支援総合施設フォレスタが開所しました。(グループホーム3ユニット、短期入所、日中一時支援、居宅介護、移動支援、相談支援、災害時避難スペース)
2019年には、みつばち作業所の建替え工事が完了しました。
年表
年 表 | |
年 | 沿 革 |
1976年(昭51年) | 無認可作業所開始(日曜作業所) |
1977年(昭52年) | 文化所宅で毎日の作業所になる(城西町) |
1978年(昭53年) | 母子寮跡地に移転(城内町) |
1984年(昭59年) | みつばち共同作業所開所(無認可)(城内町) |
1985年(昭60年) | 社会福祉法人取得 わかくさ障害者作業所開所(認可) |
(郡家新町)(知的通所授産 30名) | |
みつばち共同作業所移転(無認可)(岡本町) | |
1986年(昭61年) | わかくさ第二障害者作業所開所(郡家新町)(身障通所授産 20名) |
1991年(平3年) | わかくさ第四共同作業所開所(無認可)(古曽部) |
1992年(平4年) | わかくさ第五共同作業所開所(無認可)(西五百住町) |
みつばち共同作業所を分場施設に変更(知的通所授産 分場 15名) | |
1997年(平9年) | グループホーム 1箇所目開。グループホーム 2箇所目開所 |
1998年(平10年) | わかくさ第六共同作業所開所(無認可)(南大樋町) |
1999年(平11年) | グループホーム3箇所目開所 |
2000年(平12年) | わかくさ南障害者作業所開所(認可)(唐崎)(知的通所授産 50名) |
(わかくさ第四・第五・第六作業所閉所) | |
ほっとショップ笑夢(えむ)開所(無認可)(南樋大町) | |
短期入所事業開始(わかくさ南障害者作業所) | |
グループホーム4箇所目開所 | |
2003年(平15年) | グループホーム5箇所目開所短期入所事業開始(わかくさ障害者作業所) |
2004年(平16年) | わかくさ南障害者作業所 定員変更50名→55名 |
2005年(平17年) | グループホーム6・7箇所目開所(わかくさ南作業所隣接地に建設。 |
相談事業開始(高槻市委託事業) | |
2006年(平18年) | 障害者自立支援法施行によりグループホームが共同生活介護に変更。 |
居宅介護事業開始居宅介護・行動援護)(移動支援)。 | |
相談支援事業指定事業者になる | |
2007年(平19年) | みつばち作業所を(生活介護)に |
ほっとショップ笑夢(えむ)を(就労継続支援B型) | |
わかくさ南障害者作業所を(生活介護・就労移行)に | |
2008年(平20年) | わかくさ南障害者作業所(就労移行を廃止) |
ケアホーム8箇所目開所(城東町府営2軒目) | |
2009年(平21年) | わかくさ障害者作業所・第二障害者作業所を(生活介護)に移行 |
2010年(平22年) | ほっとショップ青空(生活介護)開所 |
2011年(平23年) | ほっとショップ青空を就労継続支援B型に事業変更 |
2011年(平23年) | わかくさホーム(富田)を移転(上土室のマンション購入) |
2012年(平24年) | わかくさホーム(氷室)を移転) |
わかくさホーム増築(唐崎)・閉所(下田部) | |
ひむろ作業所開所 | |
2013年(平25年) | 放課後等デイサービスからさき開所 |
障害児相談支援事業開始 | |
2014年(平26年) | 制度変更によりケアホームがグループホームとなる |
2015年(平27年) | 生活支援総合施設 フォレスタ開所(ホーム3ユニット、短期入所、日中一時支援、居宅介護、移動支援、相談事業、災害時避難スペースをもつ総合施設です。) |
2018年(平30年3月) | 放課後等デイサービスからさき閉所(事業廃止) |
2019年(平31・令元年) | みつばち作業所 同場所にて 建替え わかくさホーム増築(3月)(唐崎) |
2020年(令2年5月) | 北7わかくさホーム 開所 |
2023年(令5年7月) | 第2フォレスタ 開所 |
開設事業の現状 2023年4月1日現在
- 第2種社会福祉事業
- 障害福祉サービス事業
- 生活介護(わかくさ障害者作業所)定員40名
- 生活介護(ひむろ作業所)定員20名
- 生活介護(わかくさ南障害者作業所)定員54名
- 生活介護(みつばち作業所) 定員20名
- 就労継続支援(B型)(ほっとショップ笑夢)定員10名
- 就労継続支援(B型)(ほっとショップ青空)定員10名
- 共同生活援助 (グループホーム11箇所)定員53名
- 短期入所(フォレスタ)定員 7名
- 居宅介護・行動援護(事務所:フォレスタ)
- 移動支援事業(事務所:フォレスタ)
- 相談支援事業(わかくさ南)
- 障害児相談支援事業(フォレスタ)
- 公益を目的とする事業
- 日中一時支援事業 定員7名(フォレスタ)
- 障害福祉サービス事業