つぶやき2009
2009年のつぶやき
2009年12月11日
- 熱かった時代・・・・・確かにあったあの日
「わかくさの歴史を話して欲しい」という依頼が1ケ月ほど前にあった。
気楽に引き受けたがその日が迫ってきて慌てている。
本棚の奥のおくから昔の資料を取り出した。
せんたくバサミを組立 文化住宅時代(1977年) 高槻市長に要望書を渡す
30数年前の若かりし頃を思い出し懐かしい時間を楽しんでいる。
1976年、日曜日だけの作業所から「わかくさ」は始まった。
翌年、ひと月2万5千円の文化住宅を借りる。
公的なお金は全くなく、家賃は街頭で通行人にカンパを訴えた。
7万5千円だった職員給与の財源は、
市民からの1口1万円の債権(借入金)の100万円だった。
市役所に「公的な助成制度と場所の提供を求めて」ハチマキを締めて何度も交渉した。
1978年、やっと手にした高槻市母子寮跡での喜びの開所式。
無認可時代の「わかくさ」は、多くのボランティアに支えられた。
同世代の、若者が毎日、仕事がえりや、学校がえりに集い夜遅くまで活動した。
障がいをもった仲間たち・・・・利用者ではなく本当に仲間だった。
カレンダー1万本販売。署名3万筆。3日間連続バザー380万円。をあたりまえように達成。
1985年、社会福祉法人取得、認可施設が実現した。
あの頃、集っていた人は誰もが熱かった。
いまでは、皆、とっくに人生の折り返しを過ぎている。
当時を語る人も、語れる人も周りには少なくなった。
みんな元気でやってるかい?
知らずしらず、あの時代を語り合いたいと思う歳になっていた。
2009年11月30日
- 言葉を欲しがる動物
どんなに、疲れて帰宅しても、言葉をかけて下さい。
ありがとう。おいしいよ。きれいだよ。・・・・・・・・・。言葉をかけてあげて下さい。
顔が会わせられないときは、紙切れ1枚でいいから一言を伝えて下さい。
これは、結婚式での新婦の元上司(女性)から新郎への、夫婦仲良くするための伝言だ。
結びは、『女は言葉を欲しがる動物である。』だった。
新婚時代はともかく・・いまさら・・なんて思ったらだめ。
いくつになっても、何年たっても、女は言葉を欲しがる動物である。だそうだ。
そうなん・・・・・・・・・・・・・・・・・・だ。
でも、無口の○○さん。
突然『きれいだよ』なんていったら、なにかやましい事でもあるのか?と疑われますよ。
言葉を欲しがらない動物がいることも間違いないだが
近頃は、男女問わず言葉を欲しがる動物が多い。
職場の和も言葉が大切。
『言葉かけが足らない』と、いつも忠告されているから少し耳が痛い。
2009年11月23日
- 過去の悲しさが、秋の色をつくる「あだし野 念仏寺」
前日からの天気予報は晴れ。気温もあがり行楽日和。
紅葉を求めて西国街道を東にペタルを漕ぐ。
8千体を数える石仏・石塔がある念仏寺が目的地。
念仏寺は嵯峨野のはずれ。清滝に通じる愛宕街道にある。
途中の嵐山、嵯峨野周辺はすごい人ごみだ。
車道まで人があふれ車は走れない。自転車も降りて押すしかない。
人力車も人をかき分けるために先導人が「すいません」と露払いをしつつ進んでいる。
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「あだし野」のもみじは美しい。真っ赤である。赤色に汚れがなく限りない深い赤。
「あだし野」。この地は、古来より葬送の地だった。悲しい所だ。
遠いとおい過去の悲しさが、秋の色をつくり、訪れる人々を迎える。
いつもとは少し違う自転車の旅だった。
2009年11月22日
- 「仕分け」に一言
「天下りは何人ですか?」「質問ばかりでなく私の意見も聞いて下さい」
1事業1時間の1本真剣勝負。
そして、仕分け人の「廃止」「見直し」「縮減」という判定が下される。
この様子はインターネットで国民に公開された。
勝負事を観戦するのは、スポーツ同様に面白い。
沖縄基地問題などで失態があっても「事業仕分け」のバトルが政権の支持率を下げ止まりさせているといわれている。
「事業仕分け」をどう評価するか?
自民党政権時代の、闇の中で、族議員の一声で決まっていた予算編成作業が見えるようになったと評価する声は多い。
しかし、問題も多い。
まず、「仕分け」の対象にする事業の選び方だ。
毎月1億円が闇に消える「国家機密費」をなぜ「仕分け」しないのだ。
仕分けしたら即刻廃止だ。本来、仕分け対象事業は国民が選ぶべきだ。
そして、「仕分け人」の人選。基準がはっきりしない。
次に、判定基準(ルール)も不明瞭だ。
教育、福祉など単純に「費用対効果」のものさしで判断できない分野もあるはずだ。
元長野県知事、田中康夫氏がいう。
ほんとうの無駄の排除は、個々の事業の中身を精査すべきだという。
意義ある事業でも、無駄を洗い出す事が大切だという事だ。
自立支援法の複雑な制度の仕組は無駄が多い。
事務作業も請求ソフトの変更が毎年必要になるなど無駄の塊だ。
福祉介護人材処遇改善補助金も、請求事務作業には疲れるばかりである。
この事務作業は、都道府県も大変で新たな人件費までつぎ込んでいるらしい。
そろそろ、こんな無駄にも手をつけて欲しい。
2009年11月15日
- 1800人の運だめし・・・・民間共済会体育祭
大阪の民間社会福祉施設で働く職員の体育祭がパナソニックアリーナ(枚方市)で11月15日に開催された。
第35回民間社会福祉施設従事者体育祭である。
普段から、子どもたちと全身運動している保育チームは今年もダントツで強い。
女性同士50人対50人の綱引きの迫力は、すごいというより少し恐ろしい。
1800人の マル ・ バツ クイズ
まる・ばつ(○×)クイズも人気種目の1つだ。
1.大阪の四天王寺の五重の塔は奈良法隆寺の五重の塔より高いか?
2.巨人の背番号50は加治前選手です。では加治前選手の出身は東海大学か?
3.宮内庁病院は皇室以外の人も受診できるか?
こんな(まる・ばつ)問題に東京デズニーシーをかけて1800人が生き残りをかけて戦う。
知識を争うのではない。運だめしである。
誰もが今年こそ!と、ひそかに闘志をこめて挑戦する。
1800人の頂点は途方無く遠い。
今年も我輩には奇跡は来なかった。
2009年11月9日
- manifesto と 国民の願い
manifestoとは「政権公約。従来の選挙公約が具体性を欠く抽象的なものであったことから、従来型の選挙公約と区別して、具体的に明示された選挙公約をいう」と辞書にある。
以前にも書いたが、衆議院選挙の結果は民主党の「マニフェスト」が全面・完全支持されたわけではない。
格差社会を生み出した自公政治への不満が政権交代に繋がったとみるべきだ。
ところが、マニフェストは国民との契約だといって突き進もうとする。
高速道路無料化、大きな財源問題が必要なこども手当てなど無理がある。
国会の論戦など時間をかけての国民的議論が必要である。
選挙後の鳩山政権のマニフェスト絶対至上主義は国民のねがいから離れている。
岡田外務大臣が国会で苦しい言い訳をした。
沖縄の米軍基地の県外、国外移転を追及された発言で、「公約と選挙中の発言はイコールではない」「公約というのはマニフェストだ」「あえてマニフェストに・・・・言葉を書かなかった。」と苦しい答弁をした。
「あえて・・・・・」などの発言は、基地のない沖縄を!の願いで民主党を選んだ人からすれば、詐欺的行為だ。
政権交代で、長年の自公政治からの変革、変化を多くの国民が期待し注目している。
今、鳩山政権に求めたいのは、詐欺まがいのマニフェストにしがみつくより国民の願いを聞く事である。
沖縄に、基地はいらない。自立支援法もいらない。後期高齢者医療制度もいらない。社会福祉施設の最低基準をつぶすな。・・・・・新政権への期待の声が渦巻いている。
鳩山政権は「自公政権が聞く耳をもたなかった民の声」をしっかり聞いて欲しい。
でないと、この政権も長くはもたない。
2009年11月3日
- 300円を500円に。 エー これは、イジメだ。
「一寸の虫にも五分の魂。」
「盗人にも三分の理」ということわざは、もはやわが国では通用しないのか?
タバコの大増税の話に対する「愛煙家Aさん」の叫びだ。
増税を言い出した人の「タバコは健康面から見ても・・・」など聞きたくもない。
財源不足 ⇒ 金が欲しい ⇒ 取りやすいところから。の発想だけだ。
健康を気にしてくれるなら、中途半端な値上げはやめて、麻薬と同等に製造も販売も使用も禁止にすればいい。
そこまでやったら、金が入らないので困る。
とにかく、『金』が欲しいだけなのだ。
貧乏人でも、大金もちでも、吸う人は吸う。形を変えた消費税だ。
もし、値上げされたら、禁煙してやる。
増収のあてがはずれて困った大臣の顔がみたい。
「それ程怒るなら今すぐ禁煙したら!」という。誰かの顔が浮かんできた。
大阪のK園のN施設長。奈良のTの家O施設長。兵庫のH村のH施設長さん。そろそろ命まで削って税金を払う作業をやめますか?。
大阪KコロニーのMさんはきっと吸い続けると思う。
高槻のT荘のN施設長も絶対止めない。この人のヘソの曲がり方は普通とは違う。
きっと、吸い続ける言い訳を、すでに何パターンも用意している。
この人達が、禁煙できたら、私にも出来そうだ。
しかし、そんな日は来そうにもない。
- 早速(11月4日)T荘のN施設長さんが自身ブログで『親愛なる、わかくさ福祉会のN山さんの「つぶやき」コーナーに小生へのメッセージなる記載があったので、煙草代値上げの動向について考察したい。』と
『煙草代の値上げ(ひと箱500円に)についての科学的考察』なる一文を載せておられました。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/jintikumugai2006
毎晩、深夜までパソコンをごそごそ。お互いよーやるわ!。
2009年10月24日
- この日に決めていた。
映画『沈まぬ太陽』が封切りされた。
映画館に足を運ぶのは1年に1・2回。よほどの事がないと見ない。
そんな私が、封切の日に見に行った。
数日前、カーラジオで浜村淳さんの『沈まぬ太陽』の紹介を聞いた。
この人の、しゃべりは心をひきつける。うまい。
単なる解説ではない。見たい。その先を知りたい。と思わせる話術だ。
映画をみた感想は・・・・・・? 教えてあげない!
気になる人は、是非映画館に足を運んでください。
でも、すこしだけ・・・・
三浦友和の汚れ役が渡辺謙をより一層引き立てている。
いつの時代も、信念、正義を貫くことは大変だが王道歩こう。
時、あたかも、日本航空は今経営の危機だ。
JR西日本も事故の理不尽な対応がいま明かにされてきている。
こうした現実と重なる映画である。
2009年10月22日
- 華のお江戸のど真ん中 マスコミざわめく官庁街
2日間(10月20・21日)東京での研修会に参加した。
厚生労働省の行政報告には恐れ入った。『怒りの中身』は・・・後日談に。
20日夕方、霞ヶ関周辺がなにやら騒々しい。
大きなアンテナを載せたテレビの中継車が何台も終結している。
報道陣の中を通り抜けながら何事か?と気にしつつ・・ホテルでテレビつけて事を知った。
日本郵便社長の辞任会見が行われた場所だった。
翌21日も霞ヶ関はざわめいていた。上空には、ヘリが舞い。人ごみが出来ている。
昼の休憩時間に裁判所前での出来事だ。
公道に面した2つの門前にはマスコミが集結。
左右に別れカメラを構え出てくる車を待っている。
『来たぞ!』という声。車の前方を誰かがふさぐ。
周囲のカメラ一斉に車の窓に飛びつく。脚立は飛び散る。
数日前、何回もテレビで放送された光景と同じだ。
これも、後で知った。高相容疑者(酒井法子の夫)が裁判を終えて出てくる瞬間だった。
取材しているマスコミの中には、よく見るレポーターもいた。
実はこのレポーター。事が起きる数分前に『○○の姿ははっきり確認できませんでした』と事前に録画取りをしていた。録画取りの後『こんなもんでいいかな!』とヒソヒソ。
マスコミは庶民が飛びつく話題なら、なんでも各社が競って垂れ流す。
繰返し垂れ流される場面は、人々の脳ミソに『保存・蓄積』され、それが真実だと思ってしまう。
マスコミを操り、利用する巧みな技で、強引に事をすすめる政治家もいる。
小泉元総理が東の横綱。西の横綱は橋下大阪府知事。そして、宮崎県知事。千葉県知事。とつづく。
もう、劇場型政治はコリゴリだ。人気は正義ではない。
草の根からの、世論・公論を巻き起こす庶民の声が求められている。
2009年10月17日
- エーー?たった48パーセントですか?
介護職員の処遇改善のための特例交付金を申請したのは全国平均でわずか48パーセントだと報道された。
この交付金は、麻生内閣緊急経済対策の1つで「介護職員の給与を月額15000円増額させる」として補正予算で突然言い出したものである。
介護職員の給与水準の実態からすればいいことだが、なのに、なぜ業界から不人気なのか?
突然おもいついた仕組みは?期限を2年半にしたこと。?全職員を対象にしなかったこと。?事業所の従事者数で金額をきめないで請求額に比例させた事。など問題点が多いからだ。
一度あげた給与を2年半後も維持できるかという心配や、給与の上がらない人がでてきて公平性にかける。新型インフルなど施設が休所すれば金は入らないでも給与は必要。などが申請できない理由だろう。
それでも、48パーセントは低い。
長妻厚生労働相は14日の記者会見で、執行停止にせず、2012年度以降も継続させる方針を明らかにし「ぜひ申請して交付金を活用してほしい」と事業者に呼び掛けた。
長妻大臣殿。政権が変わったのだから、欠陥だらけ制度は根本的に見直してください。- 事業者の運営を安定させるには、先ず収入を月額払いに戻す事。
- 報酬単価は、加算制度でなく土台を底上げする事。
- 報酬を従事職員の勤続年数に比例したモデル給与をさだめ積算する仕組みにする事
これを、すれば交付金などいらない。
2009年10月11日
- 奈良の細道
朝7時前、奈良をめざして自転車で走り出した。
気持ちのいい朝だ。朝は少々肌寒くて手袋さえほしい。
今回は、いつもの木津川を下るコースではなく、交野市私市から岩船街道上って富雄川を下るコースを走る。
交野市から岩船街道を登りきった右側には「出展募集・無料 フリーマーケット」の看板ある。
「交野市フリマ」というらしく毎週日曜日、祝日に開催されている。
始まって日も浅く客より店の人が多い。でも、なかなか面白いところだ。
帰りに覗いて「湧き水コーヒー」をいただいた。1杯50円は安い。
近いうちに、うどんも食べれるそうだ。(皆川店長の話)
みなさんも是非立ち寄ってください。手作り感が心を和ましてくれますよ。
みんな笑顔です。 交野市フリマ
9時過ぎは奈良市のはずれに到着。たくさんの人で賑やかだ。
村祭りのお神輿の行列に出会った。今日は随所で秋祭りが行われていた。
今、奈良は活気に満ちている。来年の遷都1300年祭を前にして、観光客も多い。
奈良では先ず平城京跡を見学。ボランティアガイドさんが笑顔で迎えてくれた。
「来年の遷都祭にむけて大極殿も復元し・・・大変なお金を使っているのですが、でも遷都祭がすんだら何につかうのか決まってなく?後の維持費も大変そう。」とガイドさん。
よくある話だ。公共工事は後のつけが怖い。
奈良公園から奈良町を散策した。
奈良町は道が細い。自転車でも走りづらい。
人ごみを縫うように人力車や自動車が走っている。
道にあわせて、人に合わせて、それなりに車が走る。それはそれでいい。
細い道を、のんびり散策できるのが奈良町の魅力かもしれない。
実は、今度こそ阿修羅さまに会えると信じての旅だったが、またも会えなかった。
「お堂でみる阿修羅」は10月17日からだったのだ。
『あぶない!日にちまでも、わからなくなってきたのか?』遠くから誰かの声が聞こえてきた。
2009年10月1日
- 今度こそ 阿修羅に会いたい
仏像入門の雑誌をいただきました。
☆阿修羅とは何者だったのか?☆仏像の見方基本の「き」・・などが掲載されている。
この本によると
阿修羅像は、脱活乾漆(だっかつかんしつ)技法でできている。
漆でつくられた張り子人形のようなもので中が空洞になっている。
原型を粘土でつくり、その上に麻布を漆で張り重ねていく。
乾燥させてから中の粘土かき出し木枠に固定している。
仕上げの細かい部分や微妙な表現は木屎漆を盛り上げて彩色する。
生きているような柔らかな表情、繊細な表現はこの技法の特徴らしい。
東京と福岡の阿修羅展からの帰山記念として、興福寺仮金堂にて10月17日から11月23日までの間「お堂でみる阿修羅」が開催される。
こんどこそ、阿修羅に会いたい。
自転車で奈良まで片道50キロ。○○さん、一緒に走りませんか?
2009年9月21日
- 経営パラリンピック・・・・・大阪王将の餃子を食べよう
今年で8回目を迎えた経営パラリンピック。
『福祉と経営の融合]をテーマに毎年敬老の日に開催されている。
大阪成蹊大学の山本憲司教授のゼミが中心舞台。
学生たちの学びの場であるが、経営感覚が希薄な福祉関係者にとっても新鮮な学びの場である。
山本教授は、松下電器(現パナソニック)の出身。経営の神様、松下幸之助の教えを肌で学んだ人。
学者には見えない(失礼)。経営とは社会や人に役立つこと。利益は結果。と説く。
すべて現場主義。相手にものをたのむには電話で済むようなことでも相手が嫌がらない限り『足を運ぶ』人だ。一見、時間の無駄にも思えるがそこが違う。
『足を運んでこそ得ることができる』ものを財産にしようとしているようにみえる。
本日の事例発表・・・・・その4 イートアンド枚方工場(大阪王将)の障害者雇用。
工場長の棚橋さんのお話。
枚方工場では2008年から障害者雇用に乗り出した。
福祉関係者を招いて障害者の理解を深める研修を行ったが、社員からは総スカン。
研修は全く意味がなかった。
障害者雇用は始まったが、社員は障害者を仲間として受け入れない日々がつづく。
社員に強制的に仲良くしては言えない。
棚橋さんは、そっと見守りながら、社員と障害者の間に入って双方に声を掛ける。
自らの役割を、『潤滑油』と言われた。
溶け込んでいくには時間が必要であった。
棚橋工場長の信念が、障害者を励まし、障害者を受け止める職場をつくった。
いくら補助金をだしても、草の根からの真の障害者雇用は進まない。
大阪王将は1日70万個の餃子を販売している。みんなが大阪王将の餃子を食べよう。
餃子が売れれば、障害者雇用が進む。よその企業もまねをする。日本障害者雇用が進む。
2009年9月4日
- 政権交代は・・・・・目的地変更か?ルートの変更か?
カーナビにたとえるならば、今回の政権交代で目的地がかわったのか?それともルートだけが変更されたのか?
圧倒的な議席数の差は目的地の変更を選択したかのようにみえるのだが?
本題からは、すこしずれるが、
これまでの自公連立政権に対する評論家の見解は概ねこういうものだ。
長期的低落傾向にある自民党は小選挙区制度下で勝つには公明票が必要だった。
連立のロープを投げられた公明も悲願の与党になれるチャンスと、これにのった。
自民、公明の双方は、それぞれの思惑で連立した。
同床異夢であった。
野党になった今、この連立が、今後も続くかどうかは微妙である。
公明党は、変わり身が早い。もう、民主に擦り寄れるタイミングを伺っている。と報道された。
さて、今回の選挙で国民は、何を求めたのか?
国民は、間違いなく目的地の変更を選んだ。
ニュースでは民主党を中心に連立協議が始まったが難航していると報道されている。
自公連立政権を退場に追い込むことでは一致していたが、目的地は一致していない。
もともと、民主党は党内ですら目的地が一致してない弱点をもった政党だ。
他党まで巻き込んでの目的一致はたやすい事ではない。
此処でも同床異夢だ。
補正予算の組み替えなど大きな変化が生まれているが、このままでではルートの変更だけで終わってしまう。
だれもが悪法という障害者自立支援法も廃止後の姿がみえない。
予算を組み替えても、市場原理が生み出した傷口への応急手当の方法が変わるだけでは、目的地の変更にはならない。
私たちが、目的地をしめさなければ、政権交代の騒動に振り回されて終わりだ。
めざすべき目的地は、格差生み出す『市場原理』からの決別であり脱却である。
目先の利害に惑わされることなく、根本の市場原理主義の退場を迫ろう。
2009年9月1日
- 自民党落城をどうみる・・・・不満の力が勝ったけれど
今回の衆議院選挙は、国民の不満と不安がどんな形で投票結果に結びつくのか?といわれていた。
自民党・公明党政治が生み出した格差社会に対する不満か?
民主党の政権能力に対する不安か?である。
結果は、民主党大躍進。自民党大敗、公明党は党首を始め小選挙区は壊滅である。
結党以来初めて第2党に転落した自民党は落城したに等しい。
小選挙区制度が招いた業と評する意見もあるが、長期的スパンでみると自民党の低落傾向は明らかであった。
今回の結果は、一時的なものではなく、積年の自民党政治への不満力が大爆発した結果とみるべきだろう。
落城のとどめは、小泉改革の格差社会に対しての地鳴りのような怒だった。
一方、新政権への不安はどうか?
民主党が勝ったが、不安が解消されたわけではない。
マニフェストの、こども手当て、高速道路無料化など国民の関心は高いが世論の支持は低いと報道されている。
国民は、自公政治にはレッドカードを突きつけたが、民主党の政策に合格点をつけたわけではない。
数の力に驕ることなく、しっかり国民の声を聞いてほしい。
2009年8月21日
- 2つの秘密
覗いて見たくなるようなタイトルだが、
まったく中身のない『つぶやき』なので忙しい人は読まないで下さい。
昨日、近畿のセルプ(旧授産施設)の役員会が開催された。
それぞれの府県の役員選出基準は、マチマチなのに、なぜか集まる連中が似ているから不思議だ。ここでの雑談で得た情報は新鮮でいろいろ役に立つ。
奈良県の○○保さんなどは、制度を『先読み』『裏読み』を得意としている。
今回の福祉・介護人材の処遇改善事業に対する手だてについてもすでに対策ずみだ。
大阪のN西さんは、困ったときは、○○保さんに秘策を伝授してもらっているそうだ。
N西さんには、2つの秘密があるそうだ。
ここに集まる男性人は、そろって家庭では奥さんに頭を押さえつけられている。
秘密の1つは、膨大なケイタイ電話の請求額に対する言い訳だったそうだ。
2つ目は・・・・・・・これは書けない。そのわけも言えない。
どこでも、奥さんに頭を押さえつけれているのが平和な家庭の証のようだ。
相手にもされなくなったら、この時は危ない。
悲しいことだが、耐え続けられる男性にならなければ紛争が勃発する。
「角番に 慣れて切り抜け まだ夫婦」 作者 群馬県 大木孝知
2009年8月12日
- 総理大臣の資質(ししつ)
変人でも、漢字が読めなくても総理大臣になれる。
発言の主は、変人と言われた小泉元総理だ。
郵政民営化は反対だったと発言した麻生総理を皮肉った時の演説だ。
麻生総理の漢字の読み間違いは、ずば抜けているらしい。
8月9日、長崎市での長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典でも、「64年前、長崎の方々は原子爆弾によって筆舌に尽くしがたい苦しみを経験された。 ・・・・・・一命をとりとめた方も、癒やすことのできない しょうせき を残すこととなられました」と 挨拶をした。
「しょうせきを残す。」・・・・・全く意味がわからない。
「傷跡」を「きずあと」ではなく、「しょうせき」と読んだのだ。
こんな漢字も読めないのか?と批判する人も多い。
漢字が苦手の人はいっぱいいる。総理でも間違えてもいいと思う。.
残念なのは挨拶に総理の心がこもっていない事だ。
原稿は他人が書く。
原稿を読むだけなら、プロのアナウンサーにでも任せたらよい。
だれが書いた原稿でも、「自らの言葉をちりばめて」「自らの心で」「自らの気持ちを込めて」自らの挨拶をして欲しいと思う。
わが国の総理大臣が、「選挙に勝てる顔比べ」で選ばれ、「おかざり」だけの存在になっている。
「勝てる顔」にたよると、国民は振り回されるだけで、暮らしは危ない。
2009年8月2日
- スーパーか電気屋のチラシみたいだね。
毎日、これでもか!とばかりに新聞に折り込まれるチラシ。
総選挙を前に、各党がだしたマニフェストを『スーパーのチラシだ。』と元自民党大物議員(大臣経験者)が皮肉った。
『あれもやります。これもやります。』と安売り合戦である。『10年で所得を100万円増やす。』まで言い出した。
後出し陣営のマニフェストなどは、他店の値段をみて、『さらに安い値段。か、ポイントをつけます。』などいいだす電気店の商法そっくりだ。
選挙に勝つための、あの手この手の垂れ流しの連発である。
野党が『政権をとったらこれをやります。』は、まだましだが与党が『これをやります。』はすこしおかしい。
何年も与党でいたのだから、すでにやっていてあたりまえだ。
日本の政治の舵をとる政党にふさわしい毅然とした確たる信念が欲しい。
思いつき、ぶれぶれ政党に振り回される国民はたまったものではない。
以前にも書いたが、高速道路の料金問題について一言いいたい。
あなたが、支持しするのは??1,000円。?無料。?現状。?その他。
無料になったら誰でも嬉しいが、その事で生まれる悪影響は図りしれない。
思いつきで始まった現行の1,000円でも大変である。利用者が競合するフェリー会社の経営は苦境にたたされ、従業員の解雇や倒産した会社まである。
JRも最近安売り合戦に参戦した。結果は想像がつく。
JRは、倒産はする事はないだろうが、この先?人件費を削減する。?競合しない路線の運賃をあげる。?安全対策などの費用を削減、先送りする。である。
選挙後、高速道路が無料にでもなれば、何人の人の仕事がなくなり首を切られるのだろう。
お金を使い、またされて、やっとつけたETCがゴミになる事は以前にふれた。
功と罪でいうならば、罪が大きすぎる。
麻生さんや鳩山さんのポッケットマネーでやるのなら文句はないが、ふところ(財源)は国民の税金である。
罪を犯すのに、これまた、大量の国民の税金を投入するのだから大罪である。
罪を犯すための金を使うのなら、こども、高齢者、障害者など福祉や社会保障に使うべきである。
これは、功はあっても罪はない。
税金の使い道の選択選挙が始まった。
2009年7月28日
- 『科学はなぞとき』『こどもを痛めつけないで』・・・ノーベル賞 益川さん
益川さんとノーベル賞が結びつく人は多いが、
さて、何を発見、発明してノーベル賞の受賞になったのかを答えられる人は少ないだろう。
素粒子物理学の理論で、クォークが6種類存在する・・・小林・益川理論。
なんのことやら、まったくわからない。とにかくすごい事らしい。
すごい人の、生講演を大阪で聞ける機会があった。
益川さんの教育についての発言要旨。
本来人間は、なぞを発見し答えるのが好きであり科学者である。
大切なのは、こどもの好奇心を刺激してやる事であり、目をぎらぎらして食いついてくるような『撒き餌』をしてやり、後ろで糸をひきつつ『できた』つもりにさせる事が大切である。
しかし、今の教育は、何回も何回も必要以上にテストを行い、こどもを痛めつけている。
テストの結果、『お前はこれくらいの者だ。』と烙印を貼り、立ち上がることをできなくしている。
勉強ができないのではなく、勉強をする事ができない子供つくっている。と指摘。
最後に、『どうか、こどもを痛めつけないで欲しい。』と訴えられました。
外国語が大の苦手で授賞式も異例の日本語でスピーチされた益川さん。
ほんわか、やさしくつつまれた、いい日、いい時でした。
2009年7月18日
- おさんぽ けいたい2 「もしかして私の事?」
ケイタイがお散歩から無事もどってきました。
しばらく食事(充電)を与えていなかったため、ひん死状態でした。
前回の『つぶやき』を覗いた職員のMさんが、『なくして大騒ぎする○○とは、私(M)かF田さん。』のどちらか?と推理していました。
F田さんも同じ事を感じたみたいです。
それぞれ、思い当たる事があるみたいでした。
どこの、誰だとは、平和主義者の我輩からは『あなたです。』とは絶対言えません。
私の職場には、この種の大物はいっぱいいるのです。
バイク通勤での足もとに置いていた大きな荷物が落ちてもわからず職場まできて異変に気づいた○○さんは横綱級。
○○さんの左手はすごい。メモ書きが呪文のように書かれていた。
この人達に比べると我輩は、まだまだ十両クラスです。
まだまだ、努力がたりません。
ご近所のお花です。
2009年7月13日
- おさんぽ けいたい
土曜日夜から、ケイタイが行方不明になった。。
ながーい紐(ストラップ)までついているのに家出したのかも。
呼んでも、返事がない(マナーモードなので)。
今回もまた、どこかにお散歩に行ってしまったようだ。
自分からは、ケイタイで話をしたり、メールすることもないので不自由はない。
だから、職場の○○さんのように『○○○がない!』と大騒ぎする事はないが。
たしかあの時まではあったのに?・・。思い出せない事が気にかかる。
こんな川柳を思い出す。
『物忘れ など気にしない 明日がある』(千葉県 よしむらひでこ)
そうだ。まだ物忘れを気にしている自分は心配ない。
三室戸寺(宇治市)の蓮が見ごろです。(蓮の花を見るには午前中が見時です)
2009年7月4日
- この人のために・・・・名古屋でのこと
『この人のために』という話は、たいがいが美談である。
7月1日から3日まで名古屋で研修会があった。
参加者の中で、逮捕されている厚生労働省の村木前局長の話が話題になった。
厚生労働省のある人が、障害者団体の幹部に村木さんのために『激励する手紙を書いて欲しい』と要請しているそうだ。
話をうけて、会員や知り合いに呼びかけている人(障害者団体の幹部)もいるそうだ。
これまでも数々の不祥事を重ねている厚生労働省がすることではない。組織として真相を明らかにすることが求められている。とても美談ではない。
話は、180度変るが、『世界の山ちゃん』という名古屋を堪能できる居酒屋があった。
秘伝のタレとピリリと利いたコショウ味の「まぼろしの手羽先」は最高だ。
兵庫県のU野さんの呼びかけで、奈良県のO久保さんなど近畿の面々がつどった。
突然、兵庫県のM田さんの携帯が鳴った。おくさんからの定期的な居所調査らしい。
『私が証人です。まちがいありません』と電話を替わったのは上司のU野さん。真剣だった。
『この人のために』やさしい上司である。これも美談ではない。
奈良のO久保さんが言った。『男女雇用均等法は悪法である。元々、女性は強い。強すぎる女性は少し下にしておいて均等である。』
自分の家庭を日本社会の縮図にした発言だ。
『出ていって!と 言われ行きたい とこばかり』悲しい男の気持ちを表した川柳だ。
どこの家庭もみな同じである。出て行けと言われるのは、いつも男らしい。
もし出て行ったら2度と入れてもらえないから出てもいけない。
『男はつらい!』異論を唱える人は一人もいなかった。
2009年6月27日
- どーこのだれやら わかりません
時は1週間前。息子がめんどうくさいと鍵をしないで駅前に駐輪。
帰りに見ると、自転車がない。「5年も乗った自転車だし」と本人はいたって気楽。
古くても、ミヤタのマウンテンバイクだ。ホームセンターの安物とは違う。
手入れさえすればいつまででも乗れる。
箕面市のリサイクルセンター(市民工房)で調達した愛着のある自転車だった。
どーこのだれやら。返してくれー。
同じころ、我が家の玄関先に、ベゴニヤが置かれていた。
名札の裏には、我が家の『名字』まで書いてあった。
よほどの花好きの人だろう。追肥まで袋入りで添えられていた。
心当たりある近所の人にお礼を言ったら、「はー・・?」。はずれだった。
わかりません。どーこのだれやら。
2009年6月25日
- これはもう政災(政治が起こした災害)だ。
私は、高速道路1000円が本当に始まるとは思っていなかった。
麻生総理の思いつきは、突然消える事がたくさんあるし、周囲が賛成するとは思っていなかった。
予想ははずれ、ETCは売れに売れて、手に入らないそうだ。
メーカーも量産しているが、設備投資までして大量に製造する気はないそうだ。
その理由は、民主党が高速道路無料化を公約にする事が原因らしい。
無料なら、ETCはいらない。今度の衆議院選挙の結果次第ではETCは、ただのゴミになる可能性があるからだ。
今、ETCを購入した庶民は、ゴミを取り付けるのに金を払った事になる。
選挙前の思いつき、その場しのぎ、その時限りの愚作が混乱を引き起こしている。
特に補正予算のバラマキは、多くの人が指摘するように選挙対策といわれてもしかたない。
ましてや、バラマキの煽りで、福祉を口実に消費税増税まで口にするなどひどい話である。
先日、明石淡路フェリーは、高速道路1000円が始まった3月以降、前年同比で約45%売上げ減小したと報道された。
報道によると会社がおこなった賃金カットに対し乗務員約半数の23人が将来を不安視して5月末で退職を申し出、その内の15人は会社の慰留にも関わらず退職きめたそうだ。
会社は従業員が不足し、運行便数を2/3に減らすという。
1000円高速料金の被害は広がり倒産したフェーリー会社もある。
これはもう、会社の経営努力の範疇ではない。退職した従業員もこの不景気で再就職もきびしだろう。
国民の命や暮らしを守る「政治」が、暮らしを『ぶち壊し』続けている。
これは、あきらかな政災(政治災害)である。
バラマキ効果もなく、あがらぬ与党支持率。
またしても浮動票欲しさに、人気知事に出馬を要請した。本筋、基本からはずれた行為にいつまでも国民はだまされないと思う。
2009年6月15日
- 「この顔」「この名前」に覚えあり。・・・・障害者郵便料金不正事件。
昨日(6月14日)厚生労働省局長逮捕の報が臨時ニュースで流れた。
逮捕されたのは、事件当時、障害保健福祉部企画課長だった 村木厚子氏。 現雇用均等・児童家庭局長だ。この顔はしっかり覚えている。
関係者の大多数の反対を押し切って障害者自立支援法を作った中心人物である。
当時から、将来の事務次官(事務方のトップ)と言われていた。
「非常に優秀な人」「目的のためには手段をえらばない人」と関係者のコメントが新聞にのっている。
同感である。障害者自立支援法は、優秀な容疑者が手段をえらばない技を連続、駆使して生み出した悪法である。
自立支援法を成立させるために、政界、障害者団体との取引も取りざたされている。
今回の事件は厚生労働省が組織的の関与していた疑いもある。
捜査は、自立支援法成立のため行われた当時の駆け引きまで及んでほしい。
10数年前、彩福祉グループ事件という汚職事件があった。
当時の厚生省事務次官、岡光が逮捕された。
福祉を食い物にして私腹をこやす汚職事件だった。
厚生省は、この事件をうけ、施設建設の認可、補助金について手順を見直し、民間社会福祉法人の指導を厳しく行うようになった。
発端が、身内の不祥事で厚生労働省であったことなど、忘れたような態度である。
今回の、事件が第3種郵便制度の見直しや廃止の議論に発展しかねないと、危惧するのは私だけではない。
2009年6月4日
- あの人は 行って 入って しまった車庫の中
わかくさの花壇で
ぽかぽか陽気の昼下がりの居眠りは心地よい。
電車にゆられながら、こっくん。こっくん。
『この電車は当駅泊まりです。・・』車内アナウンス。
駅に到着すると、私鉄は、車内を係員が点検してくれるが、
先日、天神橋六丁目駅で大阪市営地下鉄は確認しないまま動き出した。
車庫に向かって走り出した電車をみると、一人の『こっくりさん。』が乗っている。
たいへん!あの人は、どこで気がつくのかな?。
居眠りで降車駅をすぎてしまう事はよくある話。
いままでに車庫行きの経験こそないが、金沢で下車するつもりが富山になったり、京都と大阪を何回も行ったりした情景がうかんできた。
思い出に没頭して電車の中で一人でニヤニヤしていたら、突然、見知らぬ女性に『もしもし』と声かけられた。
乗っていた電車が当駅(阪急京都線正雀駅)泊まりの車庫行きだった。
2009年5月31日
- 剣豪の足音が聞こえる柳生の里
午後らかは晴天の報をみて、小雨の中を久しぶりにペタルを漕ぐ。
枚方から八幡。木津川に沿ってサイクリングロードを走る。
木津川市から笠置町へ。河川敷ではオートキャンプを楽しんでいる。
ここで温泉でも入ってのんびりするつもりだったが時間が早いので柳生をめざす。
柳生につづく道は、人はいないし、車もめったにこない。
急勾配の山道を黙々と約1時間のぼる。
柳生の里は人里を離れた山上にあった。どこにでもあるような、山奥の村だ。
柳生の名は、地名であり氏でもある。
吉川英次の小説『宮本武蔵』や山岡荘八の『春の坂道』などで柳生の地は多くの人に知られるようになった。NHK大河ドラマの舞台にもなった。『柳生一族の陰謀』という映画もあった。
柳生石船斉、柳生十兵衛、など柳生一族の地である。芳徳禅寺には柳生家の墓地がある。
あの有名な柳生新陰流の巻物が村に残されている。
その時代、宮本武蔵など多くの剣豪もこの地を訪れた。
観光マップに載っていた家老屋敷、十兵衛杉など見学したが出会った観光客は10名程度。
道歩く人も殆ど無い。車も走っていない。
過疎地ではあるが、田畑が荒れ果てているわけでもなく不思議な山里だ。
柳生十兵衛の時代がそのまま残っているかもしれない。
エンジン音はこの村には似合わない。剣豪の足音が聞こえなくなりそうだから。
2009年5月18日
- 高槻の新型インフルエンザ 非常事態よりも異常事態
昨日夕刻に高槻市からの要請を受けて、わかくさ福祉会も臨時休業をきめ昨夜は関係者への連絡におわれた。
18日より小、中、高校や幼稚園や保育所など市内全域で臨時休みとなった。わかくさなど通所型福祉施設も同様だ。
今朝から地域では子供の姿が消えた。車の通行量もいつもより少ない。
マスクは、どこにいっても売り切れ。弁当も12時半には近くのコンビニにはなかった。
スーパーでは、牛乳がない。パンもない。陳列棚もいたるところで空間が目立つ。まだ19時だ。通常21時閉店のスーパーだ。盆、正月でもこんな事はない。
非常事態よりも市民心理が異常事態になっている。正常ではない。
マスコミは、感染者の数字を競うような報道は自粛すべきだ。
行政も不安をあおるような時間帯での記者会見や休業要請などは、よほどの緊急性がないかぎり避けるべきだ。
福祉の利用者に1週間も支援なしでおれるほど、余裕はない。
わかくさでは、臨時休業1日目なのに、すでに複数の家族からはSOSが寄せられてきた。
柔軟な対応の指示や、相談、支援の体制を緊急に行政が核となって整備すべきだ。
そして、わかくさなど事業者の経営の痛手は想像を絶する。『わかくさ』でも、1週間の減収額は約600万円である。自立支援法で収入を日額払いにしたせいである。
補正予算のバラマキを即刻改めて必要なところを支援すべきである。
これこそ急いで欲しい。もう“つぶやき”ではなく“悲鳴”である。
2009年5月12日
- 会いたい あいたい 阿修羅さま
今、仏像が人気だ。仏像を購入し部屋においている若者もめずらしくないそうだ。
仏像を自分で彫る教室まであり、彫刻等の使い方の基礎から学び1年がかりで完成させるそうだ。ともに、若い世代、とりわけ女性に人気がある。
混沌とした社会の裏返しかもしれない。
人気の理由に、癒される。力が沸いてくる。という。
癒しなら阿修羅像だと私は推薦する。奈良・興福寺の国宝・阿修羅像。
奈良時代に作られた。3つの顔、6本の腕を持ち、深い「憂いの表情」をたたえた日本の仏教美術の最高傑作だと言われている。
門外は60年ぶり。東京国立博物館で、今、阿修羅像の特別展示が開催されている。
「東京にいったら見てくる」 寝屋川市にある施設のH沢さんが話していた。
奈良興福寺の阿修羅を東京で見るには理由があるそうだ。普段は正面からガラスごしでないと見られないが、特別展は直に全方位から見ることができる。こんな機会はまずない。
わたしも見たいと思ったが・・・・・残念。無理だった。
2日間、東京で会議があった。会議は2日間みっちり夕方まで続いた。
残念ながら東京にいながら見ることはできなかった。くやしい。
あの人に会いたい。・・・・長蛇の先には(NHKの番組紹介の声)
食べ物や、遊園地では15分も待てない私も、阿修羅様なら2時間でも待てる。
その先に心を包んでくれる時間があるから。
2009年5月10日
- 食博とコスプレ天国
4年に1度開催される食博に行くことになった。
今回の食博には、NPOトゥギャザーが障害者作業所のお菓子の販売やコンテストを日本財団等の支援をうけ実施し、NHKテレビや新聞でも大きく報道された。
阪急富田駅で同僚のTさんとY田さんに出会った。もしかしてが的中。行き先は同じ食博。近づくにつれて電車は込み合った。
みんなが同じ場所を目指している。異様な雰囲気だ。会場のインテックス大阪は人だらけ。
人気店やトイレ(女性)は行列がきれない。
長時間電車にゆられ、安くない入場料を払って、人ごみにもまれ、並んでまで通常より高い値段で・・・・・。それでも人が集まるのは不思議だ。
これには理由があると出展者の話。食博は試食博だそうだ。
まず、手をつないでくる若いアベックは試食客。集団でくる若者も同じ。
もっとすごいのは、自分で試食し、お友達全員に試食を配りだす女性客。
この上手(うわて)は、袋いっぱいに試食集めをする人。
(これなら、わざわざここに来る意味もあるかも)
職場の同僚2名もきっと入場料や電車賃も取り戻しただろう。
スピーカーからの人工音と大集団の人声が共鳴しごーごーと耳鳴りがするような会場に長時間いるのはつらい。
3時間程で抜け出して帰り道にATCに立ち寄った。十数年前に、第20回きょうされん大会が開催された場所だ。
ここで異様な光景に遭遇。警備員の方に、「あれは・・・?」と尋ねると、「コスプレ」だそうだ。
ここは、写真を撮る絶好の人気スポットらしい。休日には、全国から仲間が集まって交流しているそうだ。まるで、アニメの世界だ。立派な一眼レフカメラで写真撮影。
これが現代の若者なのか?とても、人間様の世界は理解できない。
2009年4月30日
- えー明日ですか。行くぞ嵐山、嵯峨野まで。若者は年寄りをイタワルべし。
前日、後輩のOさんと自転車の話で盛り上がった。
ネットで自転車(クロスバイク)を購入したそうだが、通勤以外利用していないという。
もったいない。自転車が泣いている。一緒に走ろう。明日行こう。・・・・と追い詰めた。
本当にですか?と、彼女と予定があるのか、しぶる後輩に9時枚方大橋北詰集合を指示。
朝になった。自転車日和だ。暑すぎず寒からず風もさわやかだ。
枚方から淀川を北上し八幡市。桂川沿い自転車道を嵐山へ軽快に走る。
嵯峨野でいつものソフトクリームでエネルギーの補給。
二尊院。祇王寺。大覚寺などのんびり嵯峨野を散策。
大覚寺では、6月8日まで特別名宝展が開催中。
拝観料が別途求めれたので、「何があるのですか?」と質問したら、「お宝です。」と涼しい顔でおばさんが言う。うまーい。同じ質問に慣れているのかも。これには我輩も絶句。
昼食は、桂川沿いでコンビニ弁当。動いた後の飯は格別にうまい。
これからが大変だった。
帰りは、ずーと向い風。頑張っても、頑張っても時速20キロが限界。
サイクリストの先輩として、先に根をあげるわけにはいかずつらい時間だった。
「ゆっくり風呂でも入って体を休めてね」と言って別かれたが、自分に言った言葉だった。
若者の体力に張り合う事が土台無理だった。
Oさんよ。今度は年寄りの内心を見抜いてイタワレよ。
祇王寺 吉野窓 窓の外のには牡丹の花が
2009年4月26日
- 雨は降らないはずだったのに・・花の寺・・・三室戸寺(みむろとじ)
明日、雨は降らないという前日の、M所長の言葉を信じて久しぶりにペタルを漕ぐ。
強風が背中を押してくれて楽チンです。
八幡市を過ぎた頃2人組男女のサイクリストに遭遇。
とりあえず後追い走行。これが早い早い。時速35キロで車道を走る。
しばらく追走したが息切れして断念。
宇治、平等院に到着した頃から雨が降り出した。鳳凰堂は一時間待ちなので、境内を歩く。
中学生の「フジワラ ドウチョウ・・・・」の声が耳入る。
「藤原道長(フジワラ ミチナガ)」の事らしい。
小雨の中、「花の寺」で名高い『三室戸寺(みむろどじ)』に行く。
あじさい寺、ツツジ寺、ハスの寺、秋の紅葉でも名高く訪れる人も多い。
5千坪の大庭園。山がまるごと花の丘だ。急な坂道もしんどくない。
今はツツジ、しゃくなげが見ごろ。おおてまりも満開だった。
不思議と花の中ではみんな笑顔になっている。
2009年4月19日
- ご主人様が大騒ぎ
暑くなって来ました。つい先日までは、ストーブの前とこたつの中が我輩の居場所。
陽気に誘われて散歩でもしたい気持ちの今日この頃です。
春の風。ご主人様は窓を全快し風を部屋中に取り込んで気持ちよさそうです。
我輩は、網戸の外が気になってたまりません。
網戸に手を掛けたら。・・・・・網戸が開くではありませんか。
外に出るチャンスです。少しだけ網戸を開けてベランダに出て遊んでいました。
仕事から帰って来たご主人様は、我輩がいないので大騒ぎです。
網戸は閉まっていたはずなのに?・・・・・・
ベランダに私がいたので不思議がっています。
猫の俺様だって頭を使えば網戸ぐらい開けれますよ。
麻生総理に一言。お金を使い方にもう少し頭を使ってくださいよ。期限付きのバラマキでは安心できません。消費税増税の請求書が後から送られてくるなんて困ります。ニャーオ。
2009年4月10日
- 桜は、旅立を祝ってくれる・・・・Tさん。長年ありがとうございました。
4月10日 送別会にて 23年間、ご苦労様でした
24年前。10年間の無認可時代を得て、わかくさは、ほっかほっかの認可施設になった。
認可施設2年目、よちよち歩きの、わかくさに始めての産休職員がでた。
代替職員で、わかくさに現れたTさん。今では、想像もつかない超ミニスカートだった。
この姿が虚像だと知ることに時間はいらなかった。
とにかくは元気がいい。身体が動く。口も動く。大酒豪。
あっという間に、厨房を仕切る親分になっていた。
何時の頃からか65歳までは、わかくさで働くねん。が口癖で目標だった。
ずーと先の話だと思っていたが・・・・・時の流れは速い。
親分も今年65歳の定年を迎えた。
おめでとう。は、おかしいが、お勤め満了、親分おめでとうございます。
わかくさの、定年退職、第二号職員である。送り出す側も充実感がある。
わかくさの自慢の一つに、正規、非正規、パートを問わず職員の定着率の良さがある。
労働条件、給与など良いわけではないが、辞職する職員は稀である。
Tさん。退職しても気軽に遊びに来てくださいね。
豪快に飲み明かしましょうね。お互い、体力、気力と相談しつつですが。
Tさんに辞令を発す。あなたに、わかくさ永久ボランティア参加許可の権利を贈与いたします。
先ずは、今月末のバザーから権利を行使して下さい。
2009年3月20日
- もう、これは北の国からの五郎さんの世界だ。
ふるさと帰りを何年もしていないが、幼い時の記憶は鮮明に体中に沁みこんでいる。
時々届く便りは、たいがいが近所の誰が亡くなったという話だ。
岡山県中国山地の山里。天から星が降ってくるような夜空はすばらしい。
人口減少はすざましく40年前300人いた小学生が20数人になった。
前夜、突然思い立って両親の墓参りもかねて、早朝から一路中国道を西へ走ること3時間。
北房インターを出て山道を20分ほど昇ると生家だ。目に入る景色ヒトコマ、ヒトコマに思い出が重なる。
なんーと なんーと これは。 手作り 岩風呂の工事中
兄が、手作りで古家の改装中だった。
幼い頃から物造りが得意だった兄だが、もう趣味の世界ではない。
居間の間仕切、内装はもちろん、水道、排水工事もやって台所の新設。階段の設置。
そして、現在は岩風呂の工事中。すべてが自前工事なのだ。
電気工事を行うために、工事士の資格を取得したそうだ。
すべて、自前でやってしまう器用さと心意気には恐れ入った。
子供の頃から、何につけても兄にはかなわない。
2009年2月27日
- 浜松を散策 家康ゆかりの城 浜松城
2月25日から3日間の出張は浜松市。
古くは徳川家康ゆかりの地だ。そして、オートバイメーカー発祥の地だ。
ヤマハ、スズキ、ホンダなど世界を代表するメーカーが浜松で生まれた。
楽器のヤマハはオートバイのヤマハと同じらしい。
パイオニヤ魂が育つ風土がこの町にはあるのかもしれない。
研修終了後、浜松駅の近場を散策した。
浜松城は、家康が築城した。29歳から45歳ごろまで過ごし、後に天下を我が物にする下地はここで作られた。
歴史好きの人なら有名な絵画 と 家康が若き頃過ごした浜松城
若き頃家康は三方ヶ原の合戦で武田勢に敗戦し、命からがら浜松城に逃げ帰った。
憔悴した無残な自画像をこの城で絵師に書かせ、将来の戒めとしたと伝わっている。
現在の天守閣は昭和30年代に作られた鉄筋コンクリート造り。
資料もないので想像で建築されたそうだ。
家康の時代には、天守閣はなく、本丸が城の中心だったそうだ。
粗らしい野良積みの石垣は迫力がある。家康の時代のままだ。
自然石を加工することなく積み上げている。
見た目よりも機能に着目し頑丈さを意識したのかもしれない。
家康の石垣が世界に誇るバイクを産み出したなら・・・・さらに夢は膨らむ。
しかし、今は工場がみんな移転して浜松にはなにも残っていないと初老が嘆いていた。
2009年2月23日
- I 崎さんお久しぶり・・・・・お元気そうで何よりです。
毎年、堺高島屋店で1月に『ふれあいの街チャリティーバザール』(福祉施設の作品即売会)が開催されている。今日はその反省会があった。
会場で久しぶりにM寮の I 崎さんと出会うことができた。
I 崎さんは、M寮の職員だが昨年度1年間出向し、大阪府社会福祉協議会でセルプ部会の担当をされていたのでずいぶんお世話になった人だ。
私とは親子ぐらいの年の差。若いお嬢さんだ。
「お久しぶり」と挨拶をしたら、「いつもホームページで会ってますから」と言われた。
そういえば、このホームページを立ち上げてまもなく1年になる。
1年前、彼女のパソコンに、勝手に我がホームページを「お気に入り登録」をしたことを思い出した。
職場は、変わっても、このホームページを覗いてくれているんだ。感激。
ホームページですごいですね。知らない人も見てくれるし
先日も求人の問合せがあったし。北海道からのアクセスもあった。
いつも見てくださっている「あなた」に感謝。
本日も「つぶやき」にお付き合いいただきありがとうございます。
I 崎さんはこんな人です。
2009年2月15日
- 高齢者・障害者用・自転車製作・・・・・堀田製作所
我が家では、洗濯物の片付けは夫の仕事などという民主主義はないが、夕食後の食器洗いをしていたらテレビからこんな話が聞こえてきた。
サラリーマンの堀田さんは趣味で障害者用の三輪自転車を作成したら評判になった。
話しを知った人から注文がきたが、何台も自転車を製作する時間も金も無い。
自転車製造メーカーに話を持ち掛けたが、大量生産ができないので割りに合わないとどこも引き受けてくれない。
悩んだ末、会社をやめて自分で引き受けた。しかし、儲けどころではない。電気も電話も止められるほど生活は困窮する。
励みなったのは、オーダーメイドの自転車に乗れた人からのお礼の便り。
現在では、自転車にのった人の口コミで注文も増えて軌道にも乗った。・・・・・という話。
^ - わかくさに通うTさんも、こんな自転車があれば世界がひろがるのではないかと思う。
この自転車は1台が7万円から15万円する。
普通の自転車ならホームセンターでは1万円前後である。
障害者、高齢者が自転車にのるには、こんなにお金がかかる。
都道府県によっては、この自転車も車椅子と同様に助成制度があるらしいが稀である。
請願・陳情運動も行っているそうだ。
無認可時代、ボランティアのOさんが手漕ぎ自転車を自作したことがあった。雨よけ用屋根までつけた。なかなかの優れものだったが、いつの間にか壊れてゴミになった。
わたしも、自作自転車づくりに参加して・・・いやいや・・・私にはできそうもない。できるわけがない。
堀田製作所 http://www.hotta-ss.com/seihin.html
2009年2月5日
- 涙がでて・・・・2回目はもっと涙が。
我輩も泣けた ふるさとがほしいニャーン
映画「ふるさとをください」の上映会を開催。
舞台は和歌山県。精神障害者の作業所ができた。地域住民は猛反対。
障害者差別はしないが、なぜ、わしらの町に作業所が来るんだ。
精神障害者は危険だ。施設をフェンスで囲ったら・・・・
わかくさの歴史と、ところどころがダブッテくる。
そして
この町で生まれ育ったわしらの『ふるさと』壊さないで欲しい。と言われる。
それに対し女性所長さんは
『あなた方の大切なふるさとを少しだけ私たちにも分けてもらえませんか?』
『私たちには、ふるさとがないんです。』
ここで、涙がとまらない。
- アンケートに答えていただいた数の多さにも驚き、いただいた感想にも感激。
「感動した。」「いい時間をありがとう。」「もっと多くの人に見て欲しい。」「子供たちに見せたい。」・・・・などの感想。
まだ、映画『ふるさとをください』をみられていない方は是非見て欲しい。
毎年定期的に行われる、形ばかりが優先されて行われる人権研修よりは心にのこる。
社会から差別をなくす力がある。
押し付けや、こなし主義では相手の気持ちは動かない。
皮肉にも明日は人権研修に参加予定だ。
2009年2月1日
- 邪馬台国有力地(奈良県桜井市)今月から初の学術調査
新聞に奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡の調査計画が報道された。
纒向遺跡は邪馬台国卑弥呼の墓の説がある箸墓古墳を含む大規模な(東西2キロ・南北1.5キロ)遺跡である。
あまりにも広範囲の遺跡なので遺跡の中を通り過ぎても遺跡だと気づく人は殆どいない。田んぼの中に住宅があって所々に小高い山があるだけだ。
この場所が、2世紀末から4世紀初めの遺跡で卑弥呼(2世末から3世紀初め)の時代の都市である。
今回発掘調査される場所は、遺跡の中心部で30年ほど前、神殿跡と推測されると建物跡が発見された場所である。卑弥呼が即位した建物、政(まつりごと)を行った建物などがあった場所だと想像されている地点だ。
『邪馬台国=大和説。』の人の期待は特に大きい。
どんな発見がもたらされるのか?いよいよ調査が始まる。
歴史的大発見は偶然が多いのであまり期待しない方がいいかもしれない。
謎の邪馬台国。いつまでも謎のままでもいいのだが・・・・・。
私は大和説を支持しているのではないが・・・・。
それでもやっぱり、今から、現地説明会が待ち遠しい。
2009年1月30日
- もう1月も終わりか・・・・
今年も残すところ後11ヶ月と1日になりました。
落ち着けない日々である。
特に今年は、新年から何かと忙しい日々だ。
1月の初めは、新年会、互例会、が続いた。
そして大阪市内、尼崎、東京での研修会と会議。
さらに、先日は行政監査。もう1月も終わりだ。
2月をみると、これまた大変。
来週は、いよいよ映画「ふるさとをください」の上映会。
以後も、大阪市内、京都、静岡、東京、・・・・・
こんな時こそ、心に栄養。自転車でお出かけ。走るぞ。だ。
2009年1月20日
- これはいい 映画上映会成功にむけて
今日は、わかくさ恒例の家族新年会が盛大に開催された。
毎年、法人に対してどんな注文がでてくるかヒヤヒヤしながらも楽しく参加させていただいている。
宴がはじまって、しばらくたったの時、会長から1枚の名刺をいただいた。
パソコンを駆使しての自作の名刺だ。
これはいい 裏が映画上映会のお誘いである。
今、わかくさは、2月5日の映画上映会にむけて準備の真っ最中だ。
みんなを勇気付ける1枚である。
2009年1月12日
- 箕面市 市民工房をたずねて
大阪府箕面市に勝尾寺という紅葉でも有名な寺院がある。
この近くの箕面市環境クリーンセンターの中にリサイクルセンター市民工房がある。
持ち込まれた粗大ゴミ(自転車、家具、電気製品など)を展示しており、欲しい人には無償で提供してもらえる。
ただし、自転車は、自分で修理し安全性が確認されないと持ち出せない。
パーツ取り用の自転車もあるので、大体の自転車は修理できる。
工具も貸して貰えるし修理の仕方がわからなければ教えてももらえる。
おおかたの人が、自転車は1万円もしないのでそこまでして・・・・・と思う。
そこが、すこし違う。
激安の1万円程度の自転車はそれなりに質が悪い。使っている部品が粗末である。
それに比べ古くてもいいものはいい。修理さえすれば長持ちする。
さらに自分で組み立てた自転車には思いがこもる。
私の通勤用の自転車はここでみつけた。
なつかしい20年ほど前のブリジストンのロードマンだ。
タイヤ、チューブ、ワーヤー類、チェーンなどはすべて交換しハブはグリスアップした。
なによりも、物づくりに熱中できる時間がうれしい。
子供に修理を教えているお父さんがいた。その姿は頼もしくほほえましい。
地元高槻市も是非にもこんなところが欲しい。
リサイクルセンター 市民工房
http://www2.city.minoh.osaka.jp/SEIBI/09_SPECIAL_NOTE/siminn.html
2009年1月11日
- またまたホームページの作成
わかくさ福祉会、社会福祉施設経営者同友会に続いて、3つ目のホームページ作成中である。高槻市にある、老人福祉施設、槻ノ木荘ホームページである。
今回もQHMというソフトを利用している。
まだ、作成途中なので全面公開はされていないが、こっそりなら見ることもできる。
あくまでも、作成途中であることをご理解いただける方は、此処にアクセス。http://www10.atpages.jp/zaitukinoki/
内容については、最終校正作業を依頼者とすすめている真最中なので今後さらに変更する予定である。
この作業は、一気にやる方が効率がよい。このため、わかくさ福祉会のホームページ更新がおろそかになってしまった。
2009年1月4日
- 新春サイクリング(1月3日)醍醐寺と小栗栖(明智藪)
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
徳川家康には、南光坊天海という黒幕(参謀)がいた。
関が原の戦いの頃から家康の側近となり、二代秀忠、三代家光にも仕えた名参謀であり徳川幕府の基礎づくりに貢献した。
この天海は弟子たちに自らの出生を聞かれても明らかにしなかった謎の僧だ。
『天海こそ明智光秀だ。光秀は死んではいなかった。』とう有名な説は、テレビ『世界ふしぎ発見』でも放映された。番組では2人の筆跡鑑定までしたそうだ。
光と秀の二字が二代、三代の名前に使われているのも興味深い。
今年の走り初めの行き先は、明智光秀が農民に襲撃をうけた終焉地、小栗栖だ。
山崎の戦いで敗れて近江坂本をめざす途中だ。
付近くに伏見桃山、醍醐寺。おおかたの場所は想像がついた。
伏見寺田屋で小休憩。休館日だが多くの人が記念写真撮影。
ここから醍醐寺へ。醍醐寺は初めてだ。秀吉が『醍醐の花見』を行った寺院である。
醍醐寺を後に明智光秀ゆかりの地をめざした。
案内板でもあるだろうと気軽に来ては見たが何もない。
人に聞いてもわからない。見当つけて走るしかない。
それらしき場所で尋ねたら『隣村よ』と迷惑そうにいわれた。
この地では光秀は受け入れられていないのか?と勝手に想像した。
ようやく小栗栖、明智藪に到着。住宅のはずれに小さな石標がさみしそうポツリとあった。
織田信長は比叡山焼き討ちなどあれほど残虐極まりない事をしたのに英雄扱いだ。
今の時代ならば、秀吉も含め大犯罪者なのだ.
信長が英雄ならば、光秀も英雄で良いではないか。と私は思う。
そして、光秀と天海が同一人物であってほしいと願う。
それが事実ならば光秀の評価は確実に変わる。
歴史は、謎があるほど面白い。謎解きは少しづつがいい。ロマンは壊してほしくないから。